場地さんのお仲間たちに会う機会はさっそく訪れた。 『今度仲間たちとバイクで出かけるんだけど、来ねえ?』 『いいんですか?』 『海の方まで走ろって話してる。予定合うなら行こうぜ』 『楽しそうですね! お言葉に甘えて行きた… 続きを読む 碧色の瞳に瑠璃を重ねて【七章】
月: 2022年8月
碧色の瞳に瑠璃を重ねて【六章】
「お、タケミっち久々じゃん。春休みどうだった?」 拒否されるなんて一ミリも思ってなかったけど、前座っていい? と形だけ確認してみた。予想していた通り問題ないと返ってくる。 オレの憂鬱な新学期一発目は、二限目からだった。… 続きを読む 碧色の瞳に瑠璃を重ねて【六章】