黒猫は今宵壱等星の夢を見る㉒

【二十二章】 「オイ、ソッチ、行けるか?」「ウス! 任せてください」 ああ、これもまた夢だと、場地は意識の底で理解していた。現実ではない出来事。今は眠りの中にいると、脳でははっきり認識していた。 だって何故か今の場地の隣 … 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る㉒

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