黒猫は今宵壱等星の夢を見る⑰

【十七章】 「場地。出かけんの?」「あン? ……ソーだけど」 好奇心で話しかけています、顔にはっきりとそう書いた万次郎が声をかけてきた瞬間から嫌な予感はしていたのだ。 どう見たって今の場地の格好は私服。普段業務外でもつい … 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る⑰

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