黒猫は今宵壱等星の夢を見る⑬

【十三章】  黒蛇は、番犬に心底心酔していた。 物心ついた時から裏社会で生きてきた黒蛇は、その腕っぷしの強さが自慢で多くの依頼を難なくこなしてきたような人物だった。腕を見込まれて暗殺を依頼される機会だって少なくなかったほ … 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る⑬

inserted by FC2 system