【二章】 堅からの報告を受け、そのままの足で急ぎ向かったこの国一番の大病院には、情報を聞きつけた東卍隊員が集結していた。聞いた話があまりにも衝撃的で、皆いてもたってもいられなかったのだろう。万次郎が到着したことを確認し… 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る②
カテゴリー: 二次小説
黒猫は今宵壱等星の夢を見る
【一章】 やけに騒がしいな、最初に場地が思った言葉はそれだった。常に人の多い場所だからいつだって誰かしらの気配は感じていて、誰の気配も感じないなんてことの方が珍しいのだけれど。それでも、今日はやけに外の様子が気になった… 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る
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胡蝶は現を飛ばず
心地よさに身を委ねている甘美な時間。一体今はいつで、ここがどこだかわからない。一つ分かることと言えば、ここはどこまでも安全な場所で、ただひたすらに幸せであるという事。ぬくもりの中でゆらゆら揺られている時間。肌に触れてい… 続きを読む 胡蝶は現を飛ばず
繋ぐ
彼の特攻服と襷について 原作沿い、ばじさんのお母さん捏造してます。ばじふゆ 松野千冬にとって人生二度目の葬式は、憧れの人が主役だった。 どうしてだろう。父もあの人も、大切な人ほど早く千冬の元から去ってしまう。 (違う… 続きを読む 繋ぐ
そしていつか、答え合わせを共に【シリーズ】
そしていつか、答え合わせを共に③
千冬がタイムリープする話。ばじふゆ 「場地さん、朝ですよ、起きて下さい」 遅刻しますからね! そう言われて、場地は慌てて飛び起きた。 あの日、二人の長い冒険のような日々が重なり合ったその時。気づいたら二人とも、病室では… 続きを読む そしていつか、答え合わせを共に③
そしていつか、答え合わせを共に②
千冬がタイムリープする話。ばじふゆ 場地圭介には、忘れられない夢があった。 十二歳の、晩秋の出来事だ。迎えたばかりの誕生日の数日後だったとも記憶している。 (これは、なんの夢だ?) 三人の男が、部屋の中にいる夢。… 続きを読む そしていつか、答え合わせを共に②
そしていつか、答え合わせを共に①
千冬がタイムリープする話。ばじふゆ もっと怖いかと思っていた。 死ぬ瞬間ってどんな感じなんだろうと、考えたことがある。それは、もし日常生活を普通に生きていたらあまり考えることのないことだっただろう。死ぬと言ってもいつか… 続きを読む そしていつか、答え合わせを共に①