【一章】 やけに騒がしいな、最初に場地が思った言葉はそれだった。常に人の多い場所だからいつだって誰かしらの気配は感じていて、誰の気配も感じないなんてことの方が珍しいのだけれど。それでも、今日はやけに外の様子が気になった… 続きを読む 黒猫は今宵壱等星の夢を見る
月: 2022年6月
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胡蝶は現を飛ばず
心地よさに身を委ねている甘美な時間。一体今はいつで、ここがどこだかわからない。一つ分かることと言えば、ここはどこまでも安全な場所で、ただひたすらに幸せであるという事。ぬくもりの中でゆらゆら揺られている時間。肌に触れてい… 続きを読む 胡蝶は現を飛ばず
繋ぐ
彼の特攻服と襷について 原作沿い、ばじさんのお母さん捏造してます。ばじふゆ 松野千冬にとって人生二度目の葬式は、憧れの人が主役だった。 どうしてだろう。父もあの人も、大切な人ほど早く千冬の元から去ってしまう。 (違う… 続きを読む 繋ぐ